これも同じく高校3年生のときの話です(当然まだ仮性包茎の状態)。
リョータローにとって、2人目の女の子です。
この子は遊び人というか結構軽い子で彼氏がいたんだけど、リョータローを含め、他にもちょくちょく遊んでいる男がいる子でした。
リョータロー自身は彼女を独占したいという思いもありつつ、浮気癖のあるところにひっかかり、どっちつかずなまま、たまに会って遊ぶという関係が続いていました(実際、告白してもフラれてたと思うけど)
い、痛い……、チンコがっ!(涙)
そんなある日、いつものように渋谷でデートして、ホテルに行きました。
その日彼女は生理だったんですが、若いリョータローはそんなことは気にせず、普通にことを済ませました(ちなみにですが、彼女にはそれまで「包茎」を指摘されたことはありませんし、特に包茎で問題になったことはないです)。
その日もとくに問題もなく、そのままホテルに泊まり、次の日彼女とは別れました。
ところがです、3~4日経ってから、ある異変が起きます。
排尿時に、なぜかチクっとした痛み………。
しかも、なんか膿っぽいものが出ている(精子とは明らかに違う)。
と思ったのですが、性病になんてなったことないから、これが性病なのかどうかも分からない。
一瞬、病院に行くことも考えたけど、性病で病院は恥ずかしすぎる…。
そうなると、人間、
と根拠がまったくない希望を信じ込むようになります。
スピードワゴン小沢さんのギャグよりも甘い考えです(笑) ※古いって言わないように
病院で診てもらったら、やっぱり性病……
結局数日待ってみましたが状況は変わらず、トイレに行くたび、凹んでいました。
さすがのリョータローも「これは性病」だと自覚し、渋々病院に行くことにしました。
早速、近くの病院を調べて「性病科」のあるクリニックに行きました。
このとき、確か性病科専門ではなく、他にも内科や皮膚科なども取り扱っている病院を選んだ記憶があります。
高校生だったので、親の保険証を使うわけですが、もし「○○性病科」なんていう名前の病院に行ったら、なんかの書類で病院の名前が出て、親に伝わるかもしれないと思ったんですね。
病院名に「性病」の文字がなくても、親が
なんて思って調べれられて、性病しか取り扱っていない病院だったら、一発でバレます(内科もある病院なら、聞かれても「風邪引いたから」と言い訳できますからね)。
そんなこともあり、いくつかの科がある病院に行き、お医者さんに診てもらいました。
下半身素っ裸で、ベッドの上に寝るわけですが、正直恥ずかしい……。
- 「下半身裸」
- 「性病」
- 「包茎」
の3点セットを赤の他人に晒すわけです。
女性に診られるのもはずかしいですが、同性に診られるのも恥ずかしい。
なんか、勝手に
みたいな敗北感を感じるんですよね。
しばらく診てもらったあと、膿を取られ、
と言われ、薬を処方してもらい、その日は終わりました。
薬を飲み始めて、確かに数日くらいで痛みは引き、膿も出なくなりました。
後日、病院で確認すると、病名は「非淋菌性尿道炎」というものでした。
簡単にいうと、淋菌(いわゆる淋病)以外の菌が原因の尿道炎ということです。
なんでも、性病を持っていない相手の性交渉以外でも、不衛生、不潔な手で陰部に触れたりすると、なる場合があるそうです。
そして包茎の場合は、不衛生になりがちなので、通常のひとよりもなりやすいとのこと!
後日、彼女に確認したところ、本人は性病にかかっている様子はなく、彼氏や他に遊んでいる男から、そんな報告はないらしく、病気になっているのはリョータローだけでした。
リョータローの場合は、おそらく包茎プラス生理中ということで、雑菌がたまりやすい不衛生な状態だったんだろうと思われました。
医者から包茎手術を薦められる
しかも、さらにそのお医者さんから
と言われました…。(もちろん、毎日ちゃんと皮剥いて洗っており、カスなどはつけていませんでしたよ)
この病院は包茎手術を行ってなくて、ようするに営業目的ではなく、純粋に医者の立場で包茎手術を薦めてきたわけです。
当時のリョータローはダブルショックを受けたのを、よく覚えています。
しかし、この事件はダブルショックでは終わらなかったのです…。
相手の女の子に性病の報告をしたら……
後日、彼女に性病になったことを報告しました。
さっき言ったとおり、彼女は特に症状が出ていなかったですし、関係を持っている他の男も特に変わりはなかったようでした。
ですので、彼女も自分が病気を持っているわけではないのとわかったんでしょう。
リョータローに向かって、ひとこと。
トリプルショックでした(笑)