包茎手術を受ける際、多くの人が気になるのが「傷跡」だと思います。
と悩む方も多いと思います。
実際、手術のやり方によっては傷跡が結構目立つこともあります。
では、どういう手術だと傷跡が目立たないのかというと、次のように包茎手術のパートごとに、ポイントがあります。
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デザイン
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切開
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止血
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縫合
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術後の管理
今回の記事では、この中で「切開」のポイントについて、徹底的に解説します。
ここでいう「切開」とは、メスで余った包皮を切ることを言いますが、傷跡を目立たせないために、いくつかのポイントがあります。
傷跡を残さない「切開方法」で大事な4つのポイント
いきなり結論になりますが、切開方法でポイントになるのは、
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切開の仕方
- メスを入れる位置(亀頭からの距離)
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剥離する皮膚の厚さ
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使用するメス
の4つです。
ひとつずつ詳しく説明していきますね。
【ポイント1】 切開の仕方
最初のポイントは、どのようにメスで切開するかです。
重要な点は次の2つです。
1. 一気に切る
まずひとつ目は、一気に切るということです。
「一気に切る」と言われると、
と思うかもしれません。
しかし、こと傷痕を残さないためには、一気に切ることが大事です。
慎重にメスを動かしてしまうと、傷痕が曲がったり、切り口が乱れたりします。
ケガをしたとき、よく「切り口がキレイな傷は痕が残りにくい」といいますよね?
それと、同じで手術で切るときも、スパっと切ってしまった方がいいわけです。
丁寧にやろうとして、慎重にメスを動かすと、ゆっくりな分、波打って切ってしまうこともあります。
その結果、デザインで決めたラインからズレて切れてしまい、見栄えも悪くなってしまうのです。
2. 皮膚をしっかり伸ばしておく
切開の仕方で気をつけるべき2つ目の点は、切る前に皮膚をしっかり伸ばしておくことです。
皮膚を切開する方向に対して、垂直にかかる張力を「カウンタートラクション」といいます。
メスで切る時、このカウンタートラクションがかかっていないと、皮膚がたるんでいるので、一気にメスを動かしてもスパっとは切れません。
その結果、デザインで決めたラインからズレて切開されたり、傷口が乱れたりしてしまいます。
スムーズにメスで切開するためにも、皮膚をしっかり伸ばしてカウンタートラクションをきかせてくことが重要です。
【ポイント2】 メスを入れる位置(亀頭からの距離)
次のポイントは、亀頭からどれくらい離れた位置でメスを入れるかです。
「デザイン」の工程で、傷口の位置を「陰茎中央」ではなく、「亀頭直下」にした場合の話ですが、できるだけ亀頭からの距離が短いほうが、見栄えがよくなります。
亀頭から離れれば離れるほど、
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傷口がカリに隠れず、ハッキリ見える
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ツートンカラーが目立つ
ようになります。
「亀頭直下」での切開を謳っているクリニックでも、クリニック・担当医によって亀頭からの距離は微妙に変わってきます。
ミリ単位の話になりますが、見栄えをよくしたいなら、できるだけ亀頭に近い位置で切開することが大事です。
あまり亀頭に近すぎると、性感帯である亀頭を傷つけてしまいますし、縫合もしにくくなります。
そういったデメリットが起きない範囲内で、亀頭に近いことが重要です。
【ポイント3】 剥離する皮膚の厚さ
メスで皮の表面を切開したら、余っている包皮を取り除いていきます。
このとき大事なのが、「取り除く包皮をできるだけ薄く切除する」ということです。
大根のかつら剥きをイメージしてもらうとわかりやすいと思いますが、厚く切ると、大根本体が細くなってしまいます。
ペニスも同じで包皮を取り除くとき、厚く切っていくと術後のペニスが細くなってしまいます。
その結果、術後の見栄えも悪くなります。
また厚く切ると、細胞なども多く切り取られることになるため、感度が鈍る可能性も出てきます。
そのため包皮を切り取るときは、難易度はあがりますが、できるだけ「薄く」切ることが大事なのです。
【ポイント4】 使用するメス
表面の皮膚切開で使用するメスですが、「電気メス」ではなく、「金属メス」の方が傷痕はキレイになります。
電気メスと金属メスは、同じ「メス」という文字が付きますが、皮膚を切る仕組みはまるで違います。
金属メスの切開 | 包丁などと同じで鋭利な刃の部分が皮膚組織を圧迫し、切開します。 |
電気メスの切開 | 先端に電流が流れて皮膚組織を焼いて切開します。電流で焼くため、止血しながら切開できるというメリットがあります。 |
上記の違いがあるため、傷口の残り方もそれぞれ違ってきます。
金属メスは包丁で食材を切ったときのように、切り口がキレイです。
しかし、電気メスは傷口を焼いて固めるため、皮膚組織を焼くため、どうしても傷痕が目立ちます。
最近は、以前よりも電気メスの性能が上がっているので、そこまでひどい仕上がりになるわけではありませんが、金属メスとくらべると、やはり見栄えは落ちます。
傷跡を目立たせないためには、金属メスで切開することが大事です。
今回のまとめ
以上が、手術で傷痕を残さないための「切開」のポイントでした。
このポイントを抑えた手術であれば、傷跡もかなりきれいに見えると思うので、病院選びの際は参考にしてみてください。
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【ポイント1】 切開は「皮膚を伸ばして、スパッ」と切る
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【ポイント2】 できるだけ亀頭に近い位置で切る
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【ポイント3】 剥離する皮膚はできるだけ薄く切る
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【ポイント4】 メスは金属メスを使用する