受付を済ませると、驚きの事件が……
手術当日は、
と言われていたので、カーゴパンツを履いて病院に向かいました。
受付は相変わらず女性のスタッフです。
何人も患者を見ているので、いちいち
なんて思ったりはしないでしょうが、なんか屈辱です……。
しかし、心の中では、
と勝手に虚勢を張っていました(笑)
待合室にいくと、他にも患者が3人ほどいました……が、
なんと、同い年くらいの女の子が1人いるんです!
美容外科なので、包茎以外に二重まぶたなど、いろいろな施術があり、当然女性患者がいてもおかしくはありません。
ですが、まさか待合室でバッティングするとは思っていなかったので、かなりビビリました。
もちろん、待合室にいるだけで、1人1人誰が何の施術を受けるのかはわかりません。
でも、20才前後の男が美容整形外科に来ると言ったら、おおかた包茎手術と思われます。
当然、彼女も
なんて思っているに違いないと思ったリョータロー。
また心の中で、
と本日2回目の虚勢を張りました(笑)
※完全にただの被害妄想です(笑)
もう、ここまでくると、被害妄想の固まりみたいな感じですが、包茎で悩む男なら、絶対この気持ちはわかるはずだと思います。
いよいよ手術開始
しばらくすると、手術室に呼ばれました。手術室と言っても、診察のときと同じ部屋でベッドがあるだけの部屋です。
そこにメスなどの道具が用意されていて、いわゆるテレビなどの外科手術のシーンと比べると、ずいぶんそっけない感じでした。
ズボンとパンツを脱ぐように言われ、脱いでベッドに寝ました。
手術を行うのは男性スタッフ2名で、そのうちの1人が、青いシートを体にかけてくれました。
ただ、よくみると、真ん中に穴が空いていて、そこからちょうどペニスが出るようになっていました。
それから、局所麻酔をされましたが、これは思ったよりも痛くありませんでした。
なんか感触があるという感じくらいで、激痛とかそういうのでは、まったくなかったです。
何げに麻酔はビビっていたので、よかったです。
そして、麻酔が効くまでしばらく待ったあと、いよいよ手術開始です。
手術中は体を起こせば、どうやって手術しているのか見える状態でしたが、なんかじっくり見られると、お医者さんもやりにくいだろうと思って、素直に寝ていました。
麻酔が聞いているので痛くはなかったですが、まったく感触がないというわけではなく、かすかに触れたり、当たったりしている感触はありました。
まったく感触がなくなるほど、強い麻酔をかけているわけではないみたいでした。
結局30分くらいで、手術は終わりました。
先生に
と言ってもらい、一安心でした。
術後、切った皮を見せてもらいましたが、なんか自分の体から離れると、なんだかグロテスクな感じでしたね。
手術が終わって、また事件が……
その後は、術後のケアについての説明を受け、薬(痛み止めと化膿止め)と包帯をもらって、家に帰りました。
帰るときは、痛くはなかったですが、なんかものすごく違和感がある感じなのと、ぶらんぶらんさせてぶつけたらダメだと思い、気を使いながら、歩きましたね。
家に戻ってからは、普通に晩飯を食べ、いつもどおりテレビを見たりして、過ごしました。
その頃になると、麻酔も完全に切れた状態でしたが、しっかり縫って、包帯でカバーされているので、思ったよりも痛くなく、意外に平気でした。
ただ、この痛くないというのが、逆にダメだったみたいで、
と思い、どれくらい大丈夫か、自分で包帯の上から、ツンツンって触ってみたりしたんですね。
そしたら、ちょっと染みるような痛みがして、「あれっ?」と思ったら、すぐに包帯が赤くなったんです!(驚)
と思って、慌ててズボンとパンツを脱いで、包帯をゆっくり外しました(ゆっくり外したけど、傷口にくっついた部分を剥がすのが、ちょっと痛かった)。
どうやら傷口がまた開いたみたいでした……(汗)
バカですね。
とりあえず、血が止まるまで待ち、包帯を変え、巻きなおしました。
包帯を変えるのは、翌日からと言われていたのですが、リョータローは自分の不注意で当日から、やってしまいました。
これを見ているあなたも、もし手術を受けたら、絶対に患部には触らないようにしましょう(たぶん、誰もやらないだろうけど)。