じつはゆーすけ、2017年8月、包茎クリニックの大手「中央クリニック」に取材に行ってきました。
新宿の中央クリニックは、手術実績5万件以上を誇る超有名クリニックです。ここで包茎を卒業したという同士も多いはず!
今回は取材を通して、中央クリニックの内部を徹底公開したいと思います。
中央クリニックに取材に行ってきました
新宿中央クリニックは、新宿駅の南口から歩いて5~6分の場所にあります。
新宿という交通便のよいところで、徒歩圏内にあるのは助かりますね。
ちなみに中央クリニックはいわゆる包茎専門のクリニックではありません。
美容外科全般をカバーしているクリニックなので、
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二重まぶた手術
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しわ治療
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ワキガ治療
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バストアップ
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脱毛
など、様々な施術を行っています。
そのため、包茎専門のクリニックと比べると、中に入りやすいというのがいいですね。
また、可能性は低いけど、万が一知り合いの方が患者として来ていて会った場合、
とごまかすことができます(笑)
包茎専門のクリニックの場合は、完全に包茎がバレてしまいますからね。
(ただ、その知り合いも包茎ということなので、ある意味強い絆が生まれるかもしれません、笑)
クリニック内の様子
クリニックに入ると、下駄箱があり、靴からスリッパに履き替えます。
受付まわり
目の前がすぐ受付になっていて、受付には2~3人のスタッフさんがいらっしゃいます。
受付まわりも割合スペースがあり、新宿という一等地にもかかわらず、窮屈感がありません。
内装は老舗のためか、正直新しさや美容外科的な華やかなキレイさはあまり感じられません。
ただ、清掃もしっかり行き届いていて、居心地のいい空間でした。
(ゆーすけ的には、女性向けのエステ店のような雰囲気が苦手なので、逆に落ち着けた感があります。包茎手術を受ける男性にとっては、ちょうどいい雰囲気だと思いますね)
ちなみに、最初にお伝えしたとおり、この中央クリニックは包茎以外にも整形、脱毛など他の施術を行っており、通常受付は女性スタッフさんが対応しています。
ただし、包茎でカウンセリング、手術を受ける場合、その来店時間に合わせて男性スタッフが待機して、受付をしてくれるそうです。
女性スタッフは席を外してくれるので、女性に会わずに受付を済ますことができます。
リョータローさんも、包茎手術を受けたとき、受付が女性で恥ずかしかった話をしていますが、こういう対応は助かりますね。
カウンセリングルーム
カウンセリングルームは、3畳くらいの広さで、落ち着いた感じの雰囲気でした。
デスクの上にパソコンがあり、椅子が2脚ありました。
手術室
続いて手術室にも潜入してきました。
見てのとおり、手術室は結構広いです。
8~10畳くらいはありそうな感じ。
リョータローさんが手術を受けたときは、3畳くらいのせまい部屋だったそうですから、だいぶ違いますね。
試しにゆーすけ、手術台に寝てみました。
手術台って、なんか硬いイメージがあったんですが、実際寝てみるとそんなこともなく、すごい寝心地がよかったです。
聞いてみると、この手術台もこだわっていて、低反発性の高品質クッションが使われているとのこと。
どうりで寝やすいわけだと思いました。
執刀医の方に取材
お忙しい中、新宿中央クリニックの院長であり、執刀医でもある平田先生にも取材にご協力いただきました。
キレイに仕上げるために大事なポイントは5つあります。
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デザイン
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切開
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止血
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縫合
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術後管理
よく傷痕をキレイにするには、縫合が大事と言われますが、より自然な見栄えにするには、すべての項目について、丁寧かつ正確な処置をすることが重要です。
そのため、当クリニックでは、各項目ごとに最善の処置を行っております。
デザインで一番大事なのは、「切る皮の量を正確に計測する」ということです。
皮を切りすぎてしまうと、勃起時に痛みを引き起こしてしまいますし、切る量が少ないと、包茎のままになってしまいます。
そのためにも大事なのが、正しく切る位置、長さを計るということです。
ペニスは患者さんそれぞれ違いますので、各患者さんのペニスの形状に合わせて、計測することが大事です。
この計測は丁寧かつ正確に行うことはもちろん、ペニスは1人1人形が違うため、経験も必要になります。
切開で大事なことは、3つあります。
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皮膚をしっかり伸ばすこと。
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思い切ってスパっと切ることです。
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亀頭直下で切ることです。
よく「切り口のきれいな傷痕は治りがきれい」と言われます。
そのためにも、まず皮のたるみがなく、しっかり伸ばした状態にして切ることが大事です。
たるみがある状態で切ると、どうしてもきれいな切り口になりません。
また、メスで切るときも、下手に躊躇せず、スパッと行うことが重要です。
経験の浅いドクターは、つい躊躇しがちですが、ためらいながらメスを入れてしまうと、切り口は乱れ、傷痕も残りやすくなります。
それと、切る位置もできるだけ亀頭に近い方が目立ちにくいので、できるだけ亀頭直下で切るよう心がけています。
ペニスの状態にもよりますが、通常は3~5mmの位置で切るようにしています。
止血は電気メスで行います(※切開は金属メスで行っています)。
電気メスの熱で傷口を固め、血が出ないようにします。
この止血が甘いと、あとで出血をしてしまうことがあります。
もし、術後に出血してしまうと、血液によって皮膚が内部から膨れてしまい、治りが悪くなります。
最悪の場合、また傷口を開けて止血しなければなりませんので、手術時に確実に止血することが大事です。
当クリニックでは、迅速な処置を心がけつつ、確実な止血をしています。
縫合で大事なことは、適切な力加減で縫うことです。
力強く縫ってしまうと、傷口に力がかかりすぎ、傷痕が目立ちますし、ゆるすぎると今度は糸がほつれてキレイに傷がふさがりません。
そのため、最適な力加減で縫合をすることがとても重要になります。
一般的に包茎手術の縫合では、「連続縫合」といって、一本の糸ですべての傷口を縫うことが多いですが、当クリニックではこの連続縫合を行っていません。
連続縫合は手間や時間がかからないというメリットがありますが、1カ所ずつ適切な力加減で縫いにくいというデメリットがあります。
結果的に傷痕が目立ちやすくなるため、当クリニックでは手間と時間がかかっても、縫う個所ごとに糸を分けて縫う「結節縫合」を行っています。
また、「何針で縫うか」という点も、傷痕を残さないためには重要です。
基本的に縫う個所多いほど、傷痕はキレイになります。
傷口に負担がかかった時、数が多ければ1カ所ずつにかかる力(負担)は弱くなりますし、傷口もズレにくくなります。
包茎手術の場合、患者さんのペニスの状態にもよりますが、一般的には15~20針くらいで縫われる病院・クリニックが多いようです。
しかし、当クリニックでは、見栄えを重視して30~35針と細かく縫っております。
こちらは患者さん自身でやっていただくことになりますが、傷痕を残さないためには大事なポイントです。
包帯を巻き直したり、患部を常に清潔に保ったりしていただく必要があるため、手術を受けられた際は、そのケアについてわかりやすく説明させていただいております。
また、万が一、痛みや出血などのトラブルがあったり、ケア方法でわからないことがあったりすれば、お電話でお気軽にご相談いただけるようになっています。
中央クリニックの取材のまとめ
いかがでしたか、中央クリニックの取材レポート。
中央クリニックのことが、よくわかっていただけたかと思います。
最後にゆーすけ的に、患者さん目線で見て「よかった点」と「残念な点」を挙げてみたいと思います。
残念な点
まず、残念な点といえば、
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料金が安いわけではない
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完全男性スタッフではない
ということですかね。
料金についてですが、仮性包茎手術は7万円ですので、決して高くはありませんし、安い方だと思います。
しかし、もっと安いところはありますし、包皮小帯修正形成、抜糸式などを追加すると軽く10万を超えてきます。
手術を受けられる方のほとんどが包皮小帯修正形成、抜糸式を付けるというので、特に料金が安いクリニックとは言えません。
ただし、料金が安ければ、そのぶん質が落ちるのは当たり前ですし、見栄えのよさを求めるなら、一定の料金がかかるのは当然のことだと思います。
新宿中央クリニックは術後の見栄えも重視して処置を行いますし、手術の質を踏まえると、むしろコスパはよい方だと思います。
本当に料金が高いところは何十万もしますので。
また、包茎専門のクリニックでないため完全男性スタッフではありません。
直接、包茎手術に影響が出る部分ではありませんが、一応デメリットとして挙げます。
ただ、正確に言うと、この点は患者さんによってはメリットとデメリット分かれて感じるかもしれません。
直接女性スタッフとやり取りすることがないとは言え、近くに女性スタッフがいるのは落ち着かないからデメリットと感じる人もいると思います。
一方で、包茎専門でないため、クリニックに入りやすいとメリットに感じる人もいると思います。
よかった点
手術自体、しっかり手間暇をかけて行っているので、その点がいいですね。
平田先生は、見栄えを重視して、縫う個所を増やしたり、1個所ずつ個別に縫ったり、一般的なクリニックよりも手間暇をかけて、処置を行っています。
そのため、多くの方がこちらで包茎手術を受けられているわけですね。
あなたも、もし包茎で悩まれているなら、一度相談してみてはどうでしょうか?
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